2019年ドライバーおすすめランキング

ドライバーのおすすめランキング2019年版!飛距離を伸ばしたい人向け、上級者向け、初心者向け、スライサー向けなど一挙紹介!

ヤマハから発売のinpres UD+2ドライバー。33度の大きな重心角を持ち、重量も軽めのクラブは、ヘッドスピードが早くなく、スライスに悩むゴルファーをターゲットとしたドライバーと言われています。

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インプレスUD+2ドライバー 2019の試打と評価


特に、大きな重心角はボールをがっちりと捕まえる重心設計のため、ツアープロが使用する姿はあまり想像できなさそうだが、遂にinpres UD+2ドライバーを使用したプロが登場しました。

inpres UD+2ドライバー を大山志保プロが使用

初日に4アンダーの首位タイスタートを見せたのは41歳の大山志保。2日目でイーブンにまで戻ってしまったが、3週前からテストを繰り返し、ヤマハ契約プロとして大きな挑戦を見せていた。ヤマハプロ担当は「志保さんが試してる“アレ”もNEW UD+2です」と語り、10月5日に新発売となったアベレージ向けモデル『インプレスUD+2』ドライバーを初日から投入していた。
引用:https://www.alba.co.jp/gear/news/article/no=106997

これまで、inpres UD+2 アイアンの方は使用するプロがいたとのことですが、ドライバーでは恐らく初めてです。

なお、ヤマハの大山志保プロのクラブセッティング紹介のページでは、RMXと記載されています。他のサイトではPINGのドライバーという情報もあり、ます。

GEAR 2016
RMX216 DRIVER 2016
RMX116 #5-PW
引用:https://golf.yamaha.com/pro/oyama.html
いずれにしても、最近ではシニア向けと言われているゼクシオを採用するプロも増えていますし、小ぶりな上級者向けドライバーも各社が年々モデルを廃止していますので、全てのゴルファーがアベレージゴルファー向けのモデルに収束していく傾向は続きそうです。

テーラーメイドから発売のM6ドライバーについて徹底解剖します。

テーラーメイドM6ドライバー
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M3、M4からアクセントカラーに赤が使われ始め、
M5、M6ではMのロゴ部分から青が消え赤主体となりました。

後述するフェースへの注入剤も赤色なので、意図して赤で統一しているようです。

クラウンはすっきりしている
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クラウンはブラックのカーボン領域が広くなり、
同系色のフェースとクラウンを識別するかのようなシルバー部分は、
今作でぐっと狭くなっています。

これはカーボンを多用したことによるヘッドの軽量化の証の一つと言えそうです。

また、打点位置の目安となるテーラーメイドのロゴマークは、
これまでシルバー部分にありましたが、今回はカーボンエリアに移り、
小さくなりました。

フェースには二つのネジがある!
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前作の特徴はツイストフェースでしたが、
今回は、赤いネジです。

これは調整ネジかなと思う人もいると思いますが、
ゴルファーが触るものではなく、メーカーが製造仕上で使った穴です。

M6ドライバーは、一度、ルール不適合のヘッドが作られている
先に言っておきますが、ゴルファーが手にするM6ドライバーは、ルール適合です。
反発性能は優れていますが、所謂、高反発ドライバーではありません。

今回のM5、M6ドライバーは、製造方法が独創的です。
まず、ルールを超えた高反発のヘッドを作ります。

と、
さらっと書きましたが、

実はこれ自体が有り得ない行為です。

(ここで一般的なゴルフクラブの製造に話を移しますと、)
通常、ゴルフメーカーは、(1)ルール上限を超えない範囲で、(2)ギリギリを目指して製造し、(3)反発性能が一定幅に入ったもの、を製品とします。

そのため、ルールを超えて製造することは考えておらず、
出来上がった製品にはある程度の反発性能の際を含んでいます。

(ここで、M6ドライバーの製造に話を戻しますと、)
M6ドライバーでは、ルールを超えたものを作るんです。
その後、フェースの全面の穴からレジンを注入して、
ルールぴったりに反発性能を下げます。

この工法により、
すべての製品がルールピッタリの反発に仕上げられています。

噂では、製品として認められるレンジ内に収まったクラブの中で、
反発性能に優れた特級品は、プロなどに回されているのでは、
といった話がありましたが、
M5、M6は全てが特級品と考えて良いでしょう。

ツイストフェースは搭載されている
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出典:http://www.taylormadegolf.jp/m5-m6-drivers-jp.html

M3、M4で登場し、ゴルフ界の注目を一点に集めた感のあるツイストフェースですが、
今回のM5、M6でも搭載されています。

何しろ50万発のデータを解析して出された答えですから、
そうそう変わることはないんじゃないかと思われます。

ハンマーヘッドも搭載!

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もう一つのテクノロジー、ハンマーヘッドも引き続き搭載されています。
アイアンの方では前作のリブコアが、今作では削ぎ落されていますが、
ドライバーの方のテクノロジーは引き継がれています。

M6ドライバーは深重心・低重心!
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今作はゴルフクラブの基本設計である重心についても、
明確な意図が感じられます。

ソールのM6のロゴがあるエリアに46gのウェイトが搭載されています。
これはつまり、ヘッド全体の軽量化が大きく成功し、
その余剰重量が大胆にソール後方に回された、
ということになります。

重心が低い程、球は上がりやすくなり、
何より後方にこれだけのウェイトがあれば、
慣性モーメントが大きくなり、
ミスへの許容度が大幅に上がっていることが期待されます!

M6ドライバーの試打







ヘッドカバー、トルクレンチ

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テーラーメイドから発売のM6ドライバーの
スピードインジェクションについて取り上げます。


テーラーメイド M6ドライバーが最大反発を持つ理由!
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テーラーメイドのM6ドライバーが、
早速、2019年の注目のモデルとなっています。


キャロウェイがAI デザインによる
FLASHフェースをリリースしました。


しかし、


テーラーメイドのM5・M6のスピードインジェクションは、
話題性でも内容面でも、
注目をかっさらってしまった感があります。

話題の中心は、「スピードインジェクション」!

さて、そんなテーラーメイドのM5・M6。

何が凄いのかというと、
スピードインジェクションです。

もともとは、
こんなティザー動画から始まりました。



これをみても、ワケワカですよね。


最後に、フェースのアップの映像であることが
分かるような仕掛けになっていて、


てっきりフェース全面のネジで
ツイストフェースの調整ができるのか?
といった想像を掻き立てますが、


結果は全く違いました。


スピードインジェクションとは!?


さて、そんなスピードインジェクションですが、
一体何かというと、
こちらの動画を見ると半分ほど分かります。



フェースに注射器が刺さるという、
見たことのない映像です。


この時点で、
ユーザーがカチャカチャ調整するネジ
ではないことが分かります。


実際のは注射器ではないでしょうけど、
赤いネジの部分はジェルを注入する穴です。


ジェルの注入は、
ユーザーが手にする前の製造過程で行われます。

フェースの全面からレジンというジェルを注入し、
反発性能を下げるために行われます。


反発性能を下げる???何故そんなことをするのか?

ゴルフメーカー各社は、
反発性能の良さをPRすることに必死になっているのに、
何故、テーラーメイドは、
反発性能を下げることを行い、
それをPRしているのか?


不思議ですよね?


これは、テーラーメイドの
画期的なクラブ製造手法
に起因します。


今回のM5・M6ドライバーは、
何とルールを破った
高反発のヘッド
をまず製造します。


そして、
ルール限界値ぴったりになるように、
フェース全面の赤いビスがある箇所から、
レジンというジェルを注入し、
反発性能を下げていきます。

反発性能がギリギリではなく、その上のルール限界値!

この手法のすごいところが、
人間の手でルール限界値まで反発性能を下げる点です。

これまでのクラブの製造というのは、
ルール限界を目指すものの、
超えないように製造されてきました。


超えたものは規格外ですから、
商品になりません。


商品になるには、ある程度の品質のレンジがあり、
その中に反発性能が納まったものが製品となります。


ということは、
これまでのドライバーは、
反発性能にばらつきがあった
ということになります。


これは、裏話的な噂話になりますが、
商品として認められる範囲に収まったクラブの内、
反発性能がルールギリギリのものは、
プロなどの重要人物に回されている、
という噂話しを聞いたことがあります。


真偽は別として、
反発性能に品質の良し悪しがあるのは、
間違いないでしょう。

しかし、M6ドライバーは全ての製品が最大反発を持つ!

M5・M6では、ルールを超えたところから、
ジェルの注入を制御して、最大反発まで調整するので、
全てのクラブが最大反発となります。

従来の、作ってみないとどれぐらい近づくか分からい、
という手法とは全く違います。

この製造手法は、合理的であり画期的で、
発明的で感動的です!

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